進学塾と補習塾の違いとは?

進学塾とは、有名中学や有名高校の受験を目的にしています。学校での授業進度とは関係なく、独自のカリキュラムを実施して小・中学校では教えない知識や受験テクニックを教えます。大手の塾の多くがこの進学塾で、受験情報を豊富に揃え学校別の出題傾向に沿った模擬試験などを行っています。補習塾は公立中堅校の受験を対象にしていることがほとんどです。内申点を上げるのが一番の目的で、学校での中間・期末試験対策を重視しています。補習塾は地元密着型が多く、地域の学校事情に詳しいのが特徴です。また、進学と補習の両方の性質を併せもつ総合塾もあります。総合塾では生徒の学力や目的に合わせてクラス分けするのが一般的です。

進学塾は受験対策がメインなので、使用する教材はオリジナルのものが多く、高度な内容を扱っているものがほとんどです。進学塾では、最初に入塾テストを行い、その結果や志望校によってクラス編成されます。同じレベルの学力を有する大人数の生徒を1クラスにして、受験対策に優れた講師が教科別に授業を受け持ち、受験に必要な知識やノウハウを教えていきます。

進学塾が講義型の授業を中心とした集団指導なのに対し(なかには個別指導タイプの進学塾もある)、補習塾では1クラスは多くても10人前後。個別指導を売りにしたところでは1〜4人の生徒に1人の講師がつきます。学校での授業を補習することがメインなので、分からない部分があったら都度講師に質問をして生徒が理解するまで指導します。

進学塾は、おもに国立校や公立上位校、有名私立校を対象にしたカリキュラムを組んでいるので、学校よりも授業内容が早く進んでいきます。難関中学や有名高校の入試問題の解き方といった受験勉強テクニックや、有名中学校や高校入試問題の傾向と対策といった各学校の受験方法を取得するには進学塾が適しています。そのため、学校のテストで好成績を収め内申点を上げるのには向かない場合があります。

進学塾では最近、受験対策だけでなく生徒の生活指導を行うところも増えてきました。いくら授業内容を充実させても生徒がやる気になって勉強しなければ成果は上がりません。「生徒たちのやる気をどう引き出すか」。そのような取り組みも進学塾選びの重要なポイントになりそうです。